1/21 「蜂蜜」 #365日ss ネオン街の片隅。甘い香水の香りを漂わせながら、美しい女がこちらに寄ってくる。背中を露出したドレスで、肌は濡れたように艶やかだ。 「あたしね…実は、女王蜂なのよ」 夜闇に混じる甘い香に、頭がくらりとした。 「これから王国を作るの。あたしの兵隊になってよ」 BACK