◆一次創作企画・『宝石の街』◆


・この国では、成人の証に宝石を身に着けている。
 未成年は宝石以外のものを身に着ける。(例:花、葉、羽、小石など)
 成人の証は、自分以外の誰かから贈られる。一種の儀式。

・何らかの理由で、成人の証を贈られないままになった未成年がいる。
 そういう未成年が盗賊団化して、人の宝石を奪おうとする事件がしばしば起こる。

・成人の証としての宝石は、持っていると持ち主に特殊な効力を与える。
(例:寿命が延びる、身体能力が強化される、特殊技能が身につく、人を癒す力を持つ)
持っている宝石やその持ち主によって、効果は多種多様。

・その特殊能力を狙って、無理やり他人の宝石を奪おうとする成人済盗賊団もいる。

・成人の証の宝石は、親から子へ渡す場合もあれば、師から弟子へ贈る場合、修道院で洗礼と共に授けられる場合等さまざまある。
 恋仲の未成年同士で、成人の儀式と婚約を同義として交換し合う場合もある。

・大人が何らかの罪を犯した場合、成人の証の宝石を没収されることがある。
 また未成年だった場合、その後成人の証の宝石を与えられる権利を剥奪されることがある。

・自分の宝石を他人に奪われた場合、紛失した持ち主に何らかの障害が起こることが多い。
(体の一部が動かなくなる、感覚が働かなくなる、記憶が一部無くなる、感情が無くなる、特技だったことが急にできなくなる、等)

・他人から奪った宝石は、効力が長く続かず、数年で輝きを失ってただの石になってしまう。
 しかし自分の成人の証を持っていない場合、自分自身の寿命が短くなり、子供のままだと短命のことが多い。
 また、生活の中で未成年が行動を制限されることも多い。(公共施設に保護者の許可証無いと入れない、学校に行けない、自由に職業に就けない等)
 そのために無理やり人の宝石を奪って生活しようとする、盗賊団未成年があとを絶たない。

・宝石の持ち主が死んだ場合、その持ち主の特性を残した状態で、宝石の効力がそのまま残ることがある。
 その種類の宝石を『冥宝珠』という。
 ただし、以前の持ち主が何らかの恨みや未練を残した状態で亡くなった場合、冥宝珠は呪いがかかっていることがあり、災厄を引き起こす可能性がある。


・『宝石の街』の職業について。
<宝石商人>
・渡り歩いて宝石を売る行商人タイプと、店を構えて客の訪れを待つ店商人タイプがいる。
 常に盗賊団を警戒している。商品だけでなく命も狙われる危険と隣り合わせ。
 街の住人とあまり私的な付き合いをしない宝石商人がほとんど。何か人には言えない素性を隠し持っている人間が、この職業についていることが多いらしい。


<街の住人>
・成人の証は大切にしまっていて、あまり人には見せない。
 平和を重んじる。花や生き物を愛でて暮らしている。
 店を営むもの、教室(スクール)や専門技術(ギルド)、物を作る職人、修道院、さまざまな人がいる。

<剣士>
・成人の証をもらえなかった未成年が、盗賊になって他人から奪う以外にも、成人の証の宝石を手に入れる方法がある。
 それは、剣技を磨いて、剣の試合で勝ち上がり、その勲章として宝石を受け取ることができる。
 勲章としての宝石を手に入れた剣士は、対盗賊団のための衛兵隊になるか、あるいは原石採取人になる。

<原石採取人>
・宝石の原石を探してくる職業。危険な森の中や崖や洞窟に入ることもある。そういった場所には猛獣や魔物が出ることがある。
 護衛として剣士を雇ったり、剣士を雇えない時は、盗賊と取引して護衛を依頼する原石採取人もいる。

<宝石職人>
・原石採取人が入手した原石を、宝石に加工して磨き上げる職人。
 出来上がった宝石は、宝石商人に取引される。
 この取引は、宝石職人と宝石商人の極秘のもので、いつどこで行われているのか当人以外に誰も知らないらしい。
 原石採取人⇔宝石職人間の取引も同様、極秘のルートがあるようだ。



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【宝石の街企画・概要】

自由参加型の一次創作企画です。
共通の設定・世界観を使って、キャラクターを作って作品を作ってもらいたい。という考えから始まりました。
これを見て「何か作りたい」と感じていただけましたら、それで充分参加資格です。

一次創作企画としていますが、参加者内での交流・コラボ合作OKです。
他の人のキャラクターと合作する場合は、当人同士でよく話し合いを行って、設定・キャラクターの使用、作品の掲載や扱いについての許可をとってください。



【参加方法】
・作った設定・作品・イラストを、Titter上にて「#宝石の街企画」のタグをつけてツイートする。
・ツイートで流せない長文だった場合、宝石の街企画wikiに掲載
このどちらかで参加。

【参加作品の掲載について】
個人HP、ブログ等に掲載OKです。
その場合「宝石の街企画」と明記してください。

許可を得ず他の人が創作した作品を掲載することはやめてください。
無断転載禁止です。
創作者同士で話し合って合作したものであれば、当人同士の合意があれば可です。


【企画募集期間】
2014/10月末まで



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【参加内容】
◆オリジナルキャラクターを作る。
◆設定・キャラクターを使って自由にストーリーを作る(書く)
◆参加キャラクターを使ってイラストを描く
◆登録されたキャラクターや設定をモチーフとしたグッズ(ハンドメイドアクセサリー等)を作る


<キャラクター創作について>
*必要条件*
名前
性別
外見(髪の色、瞳の色)
服装、持ち物
設定
*あってもなくてもいいこと*(※より詳しいほうが創作しやすいです)
このキャラクターが『宝石の街』内で何をしている(職業、立場、目的など)の人物か
好きなもの、嫌いなもの
性格・行動の特徴、口調等。


◆設定・キャラクターを使って自由にストーリーを作る(書く)
◆参加キャラクターを使ってイラストを描く
◆登録されたキャラクターや設定をモチーフとしたグッズ(ハンドメイドアクセサリー等)を作る


【自由にやっていいこと】
・世界観に自分の考えたキャラクターを出して創作する。
→創作歓迎します。宝石商人イミテッドについては自由に使ってもらいたいです。

・街の設定、宝石の設定等を付け加える
→自分の創作の範囲内でOKです。

・架空の宝石を考える。
→OKです。

・人外キャラクター(妖精、魔物、動物、その他)
→宝石の街設定と関わりがあれば登場キャラクターとして出してOKです。

・固定設定を少しアレンジして使う
→OKです。前述の世界観設定は、創作の手がかりとして使ってもらうのが目的です。
「宝石」というキーワード、もしくはおおよその世界観イメージを使ってもらえればOKです。
むしろアレンジしてオリジナリティのある作品にしちゃってください。


【やめてほしいこと】
・宝石の街参加作品(自分以外の作品)の無断転載、自作発言
・宝石の街企画の設定、および設定を使って創作した作品を、別の企画・公募・作品募集等にそのまま流用して出すこと。





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